2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

存在の問いの必然性 →存在は、最も自明であり、最も普遍的な概念であると思われること、また定義されえないことから、暗がりにあるものであり、それが存在の問いが再度行われる原理的な必然性を示す。 存在の問いの(形式的)構造 →問う事は求めることであり、…

パイプの巣

──バスに半日揺られた末に、この地を踏んだ。山に囲まれており、かつ道が舗装されてない為なのか、8月であるのにも関わらず比較的涼しげだった。 曲がりくねった畦道を歩いていくと、幾つもの破家(あばらや)を見かけた。木製のサッシに嵌った擦り硝子を通し…